2009.3.27 田辺の沖磯
天候:曇り時々晴れ
潮:大潮
同行者:YAS、dai

前回の釣行に大変不満があったので、早々にリベンジを果たすべく、今度は水温の高い南紀へ行くことにしました。

しかし当日、またもや暴風

北西風が強く、波も高いとの予報。

しかし、予定変更はありません。なんとか釣りが出来る場所をと考えた結果、田辺の湾内であれば行けるだろうと渡船屋へ向かいます。

9時に渡船 ”南紀丸”に到着。

とにかく風裏になる磯へとお願いした結果、畠島という場所へ連れて行かれた。



私は、今回も当然アオリイカしか狙いません。ピトンを打ち込み、いざアジを海に投げ込みます。

YASとdaiは、今回はカゴ釣りでマダイを狙うそうです。



この磯は畠島という島の周辺の磯で、水深の浅いポイントのようです。アオリはいいとして、マダイはいるのでしょうか?

30分後、沖からなにやら、怪しげな船が近づいてきました。

そして、釣りをしている正面に船を付けてきて、えらそうなおっさんと、たくさんの学生らしきやつらがが降りて来ました。

こいつらは一体なにもんや?

後で知りましたが、その正体は、京都大学生態学研究センターの人間でした。

研究の為に、この島で生物を採取しているそうな。



上陸許可は?などとえらそうな態度は、今思えば納得。

そんなん俺らは知らない話やし、渡船屋に金を払ってここに乗せられたまでのこと。

気が悪くなってきたので、磯代わりすることにした。

そういえば、看板が立っている。



そうして、次に渡ったのが、”金谷”という磯。



風はあまり防げませんが、追い風の為、なんとか釣りが出来そうです。

磯には既に5人ほどの釣り人がいたので、空いているスペースでようやく釣りを開始。



追い風とはいえ、風速7m前後の風が吹き荒れています。

アジの動きが全く分かりません。

カゴ釣りの二人も苦労している様子。

しばらくするも、全くアタリがありません。

カゴの二人は、私のアジの補給係りに任命しました。

そして、12時過ぎ、ついに待望の初アタリが!

ドラグがジリジリと鳴っています。

ここでラインが止まるまで、5分ほど待てといいますが、もう待ちきれません!

2分ほどで、引き寄せにかかってみました。すると、強い引きで抵抗するアオリ。

意外に放しません。これはイケル!

daiに初ヤエンをお願いし、海に投入。もろうたか!

ヤエンがアジに到達しているか分かりません。とりあえず、向こうから針にかかってくれることを祈りつつ、引っ張り合いをしていると、フッと軽くなり、THE END。

このざまです。



初めてのヤエン釣りで初GETは無謀だったのか?

この失敗を何度も繰り返し、俺はイカ仙人にいつかなるのだろうと実感した。

気を取り直し、アジを投げ込む。

が、この日のアタリはこれが最初で最後のアタリだった。

カゴの二人は、アジのみと終わった。

<本日の結果>
0/1/1 (捕獲/投入/アタリ)
捕獲率 0% (通算捕獲率 0%)

イカと綱引きをしただけ!無念。

二日目

2009.3.28 串本の沖磯
天候:曇り
潮:大潮
同行者:YAS、dai

南のほうが風がないとの予報だった為、前の晩に串本へ移動。

前回お世話になりました、渡船屋”小川渡船”にて素泊まり。

翌日、5:40に沖磯に向かいました。

船頭から、カゴとイカは同じところでは難しいとの事だったので、前日のリベンジを果たすべく、私一人だけイカの実績のある磯へ乗ることにしました。

途中、YASとdaiは、”金床”という磯へ乗った。いかにもカゴ釣りで釣れそうな雰囲気である。



続いて私は、”シオフキ”と呼ばれる磯へ乗った。ここもイカにも釣れそうな雰囲気である。後で聞きましたが、昨年4月に3kgのアオリがあがった場所との事。

もろうたで!

一人で広々と使える為、今日はヤエンを2本出してみた。



すると、開始1時間後、竿の一つが左のほうに糸が引かれている。

が、糸は出て行かない。アジが強く引いているのか?

しばらくして、上げてみると・・・



やられた。

じあいを逃すわけにはいかないので、気合を入れてアジを再投入!

しばらく待つも、アタリは続かず。

我慢の時間が続く・・・。

カゴ組の二人はどうなったのでしょう?

渡船のオヤジが見回りにやって来ました。

カゴの二人はさっぱりやで〜 との情報。

釣れそうな雰囲気ではあったが、本日はエサ取りもいない様子。

コチラもアタリは一回だけと報告した。

そうして時は流れる・・・



しかし、このヤエン釣りってのはのんびり出来ていいな〜とおにぎりをたべながら実感する。釣りを始めたころを思い出す。

釣れなくても、大自然のなか釣りをすることに喜びをかんじたあの頃を・・・。

カゴやフカセは周りの景色などを見る余裕がなかったように思う。

そんなことを思いながら、12時過ぎ。迎えの時間まであと1時間となった頃、

ジジジジー

待望のアタリが!

うわーどうしよー。落ち着け〜落ち着け〜。

落ち着いて、先ずヤエンを準備する。

続いて、タモを用意する。

後はイカが止まるまで待つのみ。が、3分してもまだ糸が出て行く。

大丈夫か?根掛かりするかも?とかなりびびる。

やはり我慢できず、軽く聞いてみる。すると、相手も引いてくる。

なんとか寄せねばと、しばらく綱引き状態。そのうちなんとなく抵抗が弱まったので、

ここだっ!

糸を寄せ、ヤエンを投入する。

そして、糸を張り、緩め、張り、緩めを繰り返す。

が、素人なのでヤエンが届いたかよく分からない。向こうあわせを期待するも、そのような引きはない。

よって、素人なりにあわせてみた。

すると、ズドンと重い引きが来た。これは乗ったで!

と思い、ドラグを締め、寄せにかかる。相手もたまにジェット噴射で抵抗。

そうこうしていると、フッと軽くなった・・・。

またやってもうた・・・。

脱力感の中、リールを巻くと、ヤエンも無かった・・・。

どうやら、根に触れてしまったようだ。

イカが引くときに、ドラグを緩めたのが原因か?

よく分からないが、これもいい経験であったと自分を慰める。

そうして、打ち返す間もなく、渡船屋が迎えに来て、本日は終了となった。

カゴの二人は、イサギ1匹とメンドリ1匹だそうだ。

串本の磯で、カゴ釣りほぼボウズは、かなり応えただろうに。

私はそれなりの収穫があったので、次回にこの経験を活かすだけです。

帰りに、串本のスーパーで2.5kgのアオリが6,500円で売られていました。

それを手に取り、次回はこれを釣り上げると心に誓うのであった!

<本日の結果>
0/1/2 (捕獲/投入/アタリ)
捕獲率 0% 

<通算成績>
0/2/3 (捕獲/投入/アタリ)
捕獲率 0%

ヤエンを海に捨てただけ!無念。


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