第8回 釣行記                           
日時: 2006/9/8(金) 14:00〜22:00
場所: 香住西漁港
住所:
潮: 大潮
天候: 晴れ時々曇り
参加者: 藤原、dai、ホッシー
周辺情報: 松葉蟹で有名な漁港です。コンビ二は見つかりませんでした。餌屋もありません。

 9月になり、いよいよ釣りのベストシーズン到来です。餌取りも多いが、色んな魚種を狙える季節です。そこで今回選んだ釣行先は、兵庫県北部の香住西・東漁港です。ここは、西・東ともに沖に一文字があり、規模も大きく、海底が砂地で、ヒラメ・マゴチを狙うには絶好の港だと判断した為です。

 さて、当日9時に田中家→9時15分ローソンと予定通りに大阪を出発。いざ、かすみ西・東漁港を目指します。毎回、中国道から播但道を通るのですが、先日舞鶴道春日IC〜和田山ICの北近畿豊岡道が開通したとの情報がありましたので、そちらを通ることにしました。道路は平日ということもあり、ほぼ時速100kmで走ることができました。通行料金は一区間のみで300円です。距離はこちらの方が近いと思われます。お金も安いです。
 車内より撮影

 和田山IC入口にて撮影

 餌をいつもの和田山ICを出て、9号線沿いにあるところで購入。そして現地へ向かい、2時頃到着となりました。当日は西・東港のどちらの一文字へ上陸するか決めていなかったので、当日現場を見て判断することにしました。まず、東港へ到着。沖一文字は思った以上に横に長く、近い場所にありました。上陸できそうな階段も確認できました。しかし、ボートを出すいい場所がありません。
 香住東漁港沖一文字

 続いて西港に到着。こちらは比較的近い場所でボートを出せそうです。上陸の階段も確認できました。しかし、近くに駐車場がありません。どちらに行くべきか迷っていると、明日香住周辺でマラソンがあるとの看板を発見。翌日9/9に道路規制があるとのこと。なおかつ、天気が崩れるとの情報も。これらのことから、一文字上陸は明日別の場所へ行くことにし、今日は、香住西港の湾内で釣る事にしました。香住西港は、車を横付けできるところなので、荷物を運ばなくてすむところがGOODです。

 香住西漁港 湾内

 私とdaiはいつものように紀州釣りを開始しました。ホッシーは穴投げです。daiが今回噂の永易ウキ(1本3500円)を買ったとのとこなので、私のダイワのウキと性能比較を行ってみることにしました。結果は明らかに、ダイワ・・・どんくさい。永易・・・感度抜群。さすがに噂のウキだけあります。餌取りのあたりも鮮明に出します。永易ウキ恐るべし。しかし、軽いだけに先端の部分が折れやすい。落としただけで折れてしまいそうで、扱いが大変だと感じました。



 さて、今回の団子も米糠をベースに海砂、アミエビ、サナギ、チヌパワーを混ぜて作ったオリジナル団子です。早速投げ込むと、思った以上に水深が浅いことに気付きました。水深は約5m。あまり浅いところでやった経験がないので、いささか不安です。
 開始してしばらく、サシエが残る状態が続きます。コーンに変えたりとローテーションをすることにしましたが、結果はでません。そしてオキアミに餌を戻して、ようやくサシエがとられる様に。daiが餌取りを釣り上げ、チャリコとアジであることが判明。チヌアタリを待ち続けます。

 ホッシーは、いつもの穴投げです。ガシラ君数匹と、アイナメなんかも釣っていましたが、さほど大きくありません。大きいハゼは釣れたようです。あと、30cmほどのセイゴを釣ったり、大きなカニを釣ったりと、外道王ぶりを発揮していました。

 開始の前にここは、ヒラメとマゴチを狙えるところだと言っていたにもかかわらず、誰もアジを釣らない為、飲ませを開始することができません。daiが紀州釣りで釣ったわずかなアジのみで飲ませを開始しましたが、すでに夕方になっており、やや遅かったと思われます。
 その後、紀州釣り二人チヌは釣れませんでした。飲ませも反応はあったのですが、アジが直ぐなくなって終了。皆で投げ釣りとなりました。

 そして、夜になりホッシーがまたもや外道王ぶりを発揮。あがってきたのは、シャコでした。投げ釣りで初めて見ました。その後もシャコを釣り上げるホッシーを見て、daiもシャコ釣りを開始。合計4匹のシャコを釣り上げました。専門に狙っていないにもかかわらず、4匹も釣れる香住西港の海底はシャコだらけに違いない。だから、アナゴもいないのか。

 そうして、10時ごろ納竿とし、明日の一文字上陸の為、浜坂へ向かいました。ここから約30分ほど西に移動となります。浜坂は、いつぞやの釣行でかなりうろうろしていたので宿も決定しており、浜坂県民サンビーチのよこのキャンプ場にテントを張ることになりました。8月下旬までは高い金を払わなければいけませんが、今は無料です。快適に眠ることができました。

2日目                          
日時: 2006/9/9(土) 6:00〜12:00
場所: 浜坂漁港沖一文字
住所:
潮: 大潮
天候: 晴れ後曇り
参加者: 藤原、dai、ホッシー
周辺情報: コンビ二とスーパーが近い場所にあります。餌屋なし。

 さて二日目。さすがにキャンプ場だけに、トイレなどの設備が充実してます。5時30分に起床し、テントを片付け、6時出発です。
 松林の中のテント

 早速ボートを降ろせそうな場所を探します。そしてボートを膨らまし、いざ沖に向かい出発です。港にはすでにエギラーがエギを投げています。そのエギラーから”帰ってこれるんか?”との声援をもらい、daiが漕ぎ続けます
 浜坂漁港沖一文字

 あと50mをきった時、daiが餌忘れたとの一言。一同唖然。戻るのももったいないので、荷物だけ降ろすことにし、とりあえず一文字へ上陸することに。登りの階段はさほど高くなく、問題なく上陸できました。このあと、一往復して餌をとりに帰りました。

 浜坂漁港沖一文字 上陸

 結構広い一文字です。沖にはテトラが積んであり、漁港側に投げることになります。餌が到着して、早速投げ釣り開始です。今日の予定は、投げてキスを釣り、それを餌に飲ませ。あいまに、穴釣り+エギです。投げて直ぐにキスが釣れると思ったのですが、なかなか釣れません。ので、私はエギでアオリイカを狙うことに。丁度一文字の中央に凹みがあり、ここが水面に近く投げ易かったので、ここでアオリイカを狙うことに。

 1投目、追尾するイカも見えず、不安なスタート。2投目、激しく誘い、手前に引いてくると、20〜30匹のアオリイカが追尾してきました。問題なく1匹GET!その後も次々釣れると思ったのですが、数匹バラシた後、イカが見えなくなってしまいました。そこで、daiとホッシーにアオリイカ爆釣の予感を報告。するとdaiが、早速アオリイカをGET。どうやら、大きい群れが他にもあるようで、私も場所を変更しdaiのところへ。すると水面には無数のアオリイカ。エギを投げ込むと、何十匹ものアオリがエギの周りに集まるといった状況です。ホッシーもエギに変更し、3人でアオリイカ狙いとなりました。投げ竿は放置です。
 

 私とdaiは、次々とアオリをGETしていきますが、ホッシーがなかなか釣れません。エギを変えたりしていましたが、イカに無視されていました。私はエギの違いしか思わなかったのですが、後で聞くところナイロンの色つき糸でやっていた為ではないかとの結論になりました。ちなみに私とdaiはフロロカーボンの糸でした。
 その後、daiが大きいの釣れたとの報告。11cmのアオリイカです。
 

 その後、私が更に大きい、12cmのアオリを釣り上げました。


 そうすると、daiが大きいのバラシたとの報告。しめしめと思っていたところ直ぐに、更に大きい13cmのアオリをGETしました。


 その後も、数は出るのですが型が良くありません。結局、私とdaiはお昼12時頃まで、ひたすらエギを投げ続けました。ホッシーはその後なんとか1匹をGETするも、胴突き、穴釣りをメインに、ガシラやベラを釣りあげていました。そうして11時半ごろあれだけいたアオリイカが見えなくなった為、納竿としました。もう少し頑張れば、まだアオリは釣れる感じではありましたが、現地は30℃以上の真夏日。人間の体力がなくなるのが先でした。そして、ゴムボートにて漁港に戻り、13時ごろ現地を後にしました。あとで考えれば、餌をとりに帰らなくても十分イカで楽しめたように思いました。

<二日目の釣果>
 アオリイカ36杯


<総評>
予想通り、この時期の漁港はどこもアオリイカ狙いのエギラーでいっぱいです。ですが、沖一文字まで行くエギラーは皆無に等しく、沖一文字はまさにアオリイカ天国です。ここまでイカが多ければ、腕の差はないようにも思えます。もう1ヶ月後にはさらに型が良くなり、ますます楽しめるのではないかと思います。次回はイカ好きのYAS参戦の為、間違いなく沖一文字でしょう。

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